猫のサンクチュアリ

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“ローマの野良猫はあらゆる点でローマ市民とみなされる”


イタリア・ローマの中心地にある遺跡“トッレ・アルジェンティーナ”。
今日はそこにある猫のサンクチュアリをご紹介します。

“トッレ・アルジェンティーナ”広場で、発掘された4つの神殿は、
いずれもアレア・サクラ(聖域)を形成されていたもの。

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歴史上、カエサルがブルータスなどに暗殺されたという場所。
発掘作業がつづく“アレア・サクラ”の神殿跡は、現在、猫たちの聖域になっている。
 
“トッレ・アルジェンティーナ”が発掘され、
一段低くなった作りで、猫が身を守るのに適しているせいか、
自然に猫たちが集まるようになったという。

当初、遺跡前にある劇場の出演者をはじめ、近所の人々が食べ物をあげていた。

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1993年11月、シルビアさんとリアさんが協力し、ボランティア団体を発足した。

ほとんどが、捨てられたり虐待を受けた猫たち。なかには、交通事故に遭い
ハンディーキャップを背負う猫も多数いる。 ボランティア団体が、
保護された猫たちには健康診断、ワクチン接種、去勢手術をし、
新しい里親を探すという事を行っている。
現在は、遺跡内に約250匹の猫達が保護されている。

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「猫はローマの歴史と切っても切れない関係にある。
古代ローマ、ルネサンス期、中世、いつの時代にもローマには猫がいた。
聖なる動物と考えられていた時期もあるし、恐怖の動物だった時代もある。
なので私達は猫を価値ある生き物文化財産であると考えた」。

ローマ動物愛護保護局局長ブルーノ・チニーニ
(2003年1月28日ローマ市行政府報告)

誠に遺憾ながら、リアさんが2013年7月3日にご逝去されました。
以下、日本語の案内文をシェアしますね。

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トッレ・アルジェンティーナ キャット・サンクチュアリを訪れて下さり、
ありがとうございます。

ここトッレ・アルジェンティーナは、1929年に発掘された、
紀元前400~300年のローマ最古の寺院跡であり、
高名なジュリアス・シーザーが暗殺された場所でもあります。

この聖地は、今では猫の保護施設としての顔も持っており、
現在250匹もの捨て猫が暮らしています。

人間の勝手で捨てられ、ローマの路上をさまよい、
数々の危機に身をさらしている不幸な猫の数を減らそうと、
スタッフやボランティア達が日々努力しています。

猫達にには必要なメディケーションを始め、去勢・避妊手術や、
ワクチン接種が施されており、猫達は再び温かい家庭で暮らせる日々を待っています。

これらの活動は、皆様のご理解と温かいご寄付によって支えられています。

保護施設、およびこの活動は、
BBCニュースやディスカバリー・チャンネルにも採り上げられました。

OPEN 12:00 ~18:00(年中無休)

公式サイト:http://www.romancats.com

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猫たちはローマ市民なのです!

Phot: Roman Cat Sanctuary
http://www.romancats.com/

イタリアでは、収容施設の犬猫を殺すことは法律で禁止されています。


本日もご訪問いただきありがとうございましたemoticon-0155-flower.gif

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by piccolo_fiore | 2013-11-24 03:00 |