イタリアチーズのabc

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イタリア料理とチーズ

イタリア人はおどろくほどチーズ好き。スーパーマーケットに行けば、イタリアの家庭でふだん食べられているチーズが山ほどあります。その陳列の美しさにうっとり。わくわく心がはずみます。

イタリアでチーズとは、そのまま食べたり、すりおろしてパスタにかけたりと、イタリアの家庭料理には欠かせない存在です。チーズぬきにイタリア料理を語ることはできません。

ニョッキ、リゾットにもハードタイプのチーズがよく使われますし、スライスやすりおろしたものをサラダに入れてもおいしいです。そのままスライスにして赤ワインのオツマミにも合います。

それでは、イタリア各地で作られている個性豊かな味わい深いチーズをご紹介しましょう。


イタリアの代表的なチーズ

•パルミジャーノ・レッジャーノ
パルミジャーノ・レッジャーノは世界でもっとも有名なチーズです。モデナ、レッジョエミリア、パルマ、ボローニャとマントヴァ地方で生産されています。広大な牧草地で飼育された牛のミルクから作られるコクのあるチーズ。数年間にわたって熟成させるので、独特の豊かな風味と深いうまみが特徴です。ワインはもちろん、エスプレッソのおつまみにもぴったり。クリームソースのパスタでチーズの香りを味わい、リゾットにしてもおいしいです。

•ペコリーノ
トスカーナ、ラツィオ、サルデーニャ島で生産され、ローマで作られたものは「ペコリーノロマーノ」と名前がつけられます。熟成期間は約12ヶ月。ペコリーノとは、羊のミルクから作られるチーズです。2000年以上前のローマ帝国時代から食べられ、チーズの豊かな塩分がローマ軍の大切な栄養素でした。独特の甘い香りと辛み、塩気が強いのが特徴です。ローマではカルボナーラに欠かせないチーズです。すりおろしてパスタやサラダにもぴったり。スライスして、そのままワインと一緒に楽しめます。

•フォンティーナ
自然豊かなヴァッレ・ダオスタで生産され、アルプスの山で夏の間に放牧される牛のミルクから作られるチーズです。成熟期間が少なくとも3ヶ月。独特の芳香とナッツの風味、ハチミツのような甘みがあります。加熱するとより芳香を放ちます。イタリアではチーズフォンデュのようにあたためて食べられるチーズです。とろ~りとろけるチーズをパンと一緒に食べてもおいしいです。フルボディの赤ワインに合います。

•ゴルゴンゾーラ
世界三大ブルーチーズのひとつ。ロンバルディアとピエモンテで生産されるチーズです。最古のチーズでもあり、ロンバルディアのゴルゴンゾーラ村で作られていました。牛のミルクから作られ、熟成期間によって、ドルチェとピッカンテの2つのタイプがます。ドルチェは最低50日間の熟成期間でつくられ、やわらかい風味が特徴です。ピッカンテは最低80日間の熟成期間でつくられ、ドルチェよりも、青カビ独特の辛味が感じられます。フルボディ赤ワインやデザートワインのおつまみにぴったり。はちみつやジャムなどを添えてもおいしいです。

•モッツァレッラ
イタリア南西部のカンパニアが原産地です。名前の由来はイタリア語でモッツァーレ。mozzareとは「ちぎる」という意味で、その製法をあらわしています。その見た目は真白で表面はつるつるとなめらか、まるい形のフレッシュチ-ズです。クセのないあっさりとした味で、独特のモチモチ感が特徴です。モッツァレッラチーズの原料には、水牛と乳牛の2つのタイプがあります。そのまま食べてもおいしいチーズですし、味や香りにクセがないのでパスタやピッツァにもよく合います。ピッツァ・マルゲリータが有名です。生のモッツァレッラとスライスしたトマトやバジルを添えたサラダは、インサラータ・カプレーゼと呼ばれイタリア料理で人気あるサラダです。フレッシュなチーズは、やっぱり最高においしい!

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Buon appetito !!

Re: Formaggio.it: il portale internazionale del formaggio italiano
http://www.formaggio.it/


photo credit: Renée S. Suen via photopin cc
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by piccolo_fiore | 2014-06-02 03:20