フィレンツェ77

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photo credit: akiko

今日は、イタリアのミディアムシップについて語りたいと思います。

昨今、世界中で臨死体験を経た医師の体験が注目を集め、魂の不滅や輪廻転生について語る人々が、これまでよりもずっと増えてきたような気がします。

また小さな子供が過去生を覚えていたり、天国で体験したことを話したり、輪廻転生をテーマにした映画など、亡くなった愛する人々の魂が存在する、そのような実話がたくさんありますね。

英国のエンジェルレイディと呼ばれる作家のジャッキー・ニューコムは著書でこう述べています。「今、世界中で、何百万人という人々が向こう側の世界からのメッセージを、自然に受け取っています」。

フィレンツェでは、チェルキオ・フィレンツェ77という交霊会が開催されていました。一人の優れたミディアムによって高次の存在から珠玉のメッセージが伝えられ、その記録が残っています。

37年9ヶ月にわたり、ロベルト・セッティ(1930年-1984年)が霊界からのメッセージを受けとりました。30年前、彼は54歳の若さで天国に召されました。非常に優れた霊媒だったため、自身の生命エネルギーを使い果たしてしまったのかもしれません。生涯、霊媒として金銭は一切受け取りませんでした。

ミディアムのロベルトが霊界とのコンタクトを取りはじめ、輪廻転生、カルマ、意識の進化、霊的真理を伝え、その感動的な霊的コンタクトの実話が今もなお受け継がれています。

ダリ、フランソワ、テレーザ、ケンピス、マスターヴェネチアといった、さまざな高次元の霊たちがメッセージとアポーツ(贈り物)をもたらし、現在もその写真が残っています。

ひとくちに物質化現象といっても、いろんなアポーツがあって、金、石、銀、腕輪、鎖、貨幣、十字架のブローチなど100個以上の贈り物が届けられたそうです。何と花や草木まで。

また高次元の霊が現れると、花の良い香りで包まれる現象が起きました。たとえば、ダリはスミレのような優しい香りとともにあらわれ、テレーザがやってくるとバラの香りに包まれたそうです。

ロベルトの口から伝えられた概念とは、輪廻転生、原因と結果の法則、意識の進化、異次元の存在など、当初、仲間うちで誰ひとり知らない、はじめて触れる話ばかりでした。指導霊との交信によってもたらされた知識は、神智学に流れる思想と一致することも少なくありませんでした。

テーブル・ティッピングでの交信にはじまり、ロベルトがトランス状態に入り、自動書記によってすでに亡くなった方との交信がなされたのです。今でいうならばチャネリングです。

ロベルトの兄が戦争で亡くなり、母親は悲しみに心奪われ、ルジェーロがいなくなってしまったことが信じられず、どうしても彼に会いたい、もう一度話しがしたいと強く思っていました。

ついにロベルトがルジェーロとの交信に成功したとき、母の喜びよう、その感動といったら言葉に現すことはできません。そしてルジェーロの若妻を想う気持ちに心打たれました。

イタリア人の天才画家カラヴァッジョや、フランス人の医師フランソワ・ブルセの登場など過去にも地上に実在した霊たちが登場します。古代文明アトランティスにも言及し、とても興味深い話がつづきます。

「高次元の霊たちは、私たちに沢山のことを教え、また真理を説いてくれました。そして、私たちは心の内側で、言葉にならないほど安らぎを感じ、亡くなった愛する人たちの存在を確認できることを、つまり、その人たちは異次元で存在していることを教えられたのです。さらに亡くなった人たちは、この物質的な世界から解放され、今や自由になり、この世で体験したことを振りかえり、熟考しているというのです」。

あの世でも、この世でも、愛は愛なのです。愛のエネルギーで人は繋がり、その気持ちは十分に伝わるのですね。


Translated by Lidia & Akiko
Copyright (c) 2014 by akiko. All rights reserved.

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by piccolo_fiore | 2014-06-11 02:50 | イタリアの聖地