レイチェル・カーソン

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センス・オブ・ワンダーとは、神秘さや、不思議さに目を見はる心。

すべての子どもが生まれながらに持っている、神秘さや不思議さに目を見張る心、つまり「センス・オブ・ワンダー」がいつまでも失われませんように。

そんな願いが込められたレイチェル・カーソンの最後の著書、『センス・オブ・ワンダー』。

美しいものを美しいと感じる感覚、新しいものや未知なものにふれたときの感激、思いやり、憐れみ、賛嘆や愛情などのさまざまな形の感情がひとたびよびさまされると、次はその対象となるものについてもっとよく知りたいと思うようになります。

鳥の渡りや潮の満ち干、春を待つ固いつぼみが持つ美と神秘、そして、自然が繰り返すリフレインが、いかに私たちを癒してくれるのかを、レイチェルは静かにやさしく語りかけています。

美しいもの、不思議なもの、神秘的なものを見つけ、喜んだり、驚いたりする「感じるこころ」を育てようとしているのではないでしょうか?

子どもの頃は誰もが豊かに持っている「感じるこころ」。おとな達は誰もが「子どもたちに豊かに育ってほしい」と言います。でも、大人たちは、子どもたちと感動を分かち合うようにしているでしょうか?

子どもたちの世界は、いつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感激にみちあふれています。残念なことに、わたしたちの多くは大人になるまえに澄みきった洞察力や、美しいもの、畏敬すべきものへの直感力をにぶらせ、あるときはまったく失ってしまいます。

もしもわたしが、すべての子どもの成長を見守る善良な妖精に話しかける力を持っているとしたら、世界中の子どもに、生涯消えることのない「センス・オブ・ワンダー、つまり神秘さや不思議さに目を見はる感性」を授けてほしいとたのむでしょう。

この感性は、やがて大人になるとやってくる倦怠と幻滅、わたしたちが自然という力の源泉から遠ざかること、つまらない人工的なものに夢中になることなどに対する、かわらぬ解毒剤になるのです。

~レイチェル・カーソン著 上遠恵子訳 新潮社『センス・オブ・ワンダー』より一部抜粋~



自然界の植物や動物たちとコミュニケーションをもち、愛や思いやりを感じることで、あなたのハートから周囲の人びとに、優しさや穏やかさ、静かな愛のエネルギーが流れてゆくでしょう。大人になっても、 「目に見えないものの美しさ」に目を見はる感性をもち続けていたいですね。


今月中旬、イタリア北部は水害に見舞われました。集中豪雨、雷雨、竜巻、土砂崩れなど、テレビの報道により、各地域で被害に遭われたと知りました。現在、収束に向かっております。

ハーブ栽培の温室が壊れ、何十万株の苗木が水浸しになっている映像をみると、胸が痛みました。自然界の妖精たちが農家の方々を助けてくれますように。そして、一日も早く元の生活に戻れるようお祈りしています。

暴風雨のなか、木々は静かに佇んでいました。日曜日には澄み渡る青空が広がり、海辺で沢山の人がペットと一緒にリラックス。茜色の朝焼けも、ローズ色の夕焼けも、とても綺麗でした。すべて良き方向へと自然界の精霊たちが働きかけてくれることを願っています。


では、みなさま良い週末をお過ごしくださいね☆




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by piccolo_fiore | 2014-11-21 00:49 |